簡潔に

潰瘍とは、粘膜組織が欠損した状態のこと。主な症状は胃痛。治療は胃酸を抑える薬の服用、次に生活習慣の改善が必要が必要。再発を繰り返す場合は、ピロリ菌を除去する。

詳しく
潰瘍とは粘膜組織が欠損した状態のことをいいます。
胃潰瘍
十二指腸潰瘍

●原因

  1. 不規則な生活や過剰な飲酒、ストレスなどにより胃・十二指腸内の攻撃因子(胃酸・ペプシンなど)と防御因子(粘液など)のバランスが崩れ、攻撃因子が強く働くことによるもの
  2. Helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ)の感染によるもの
  3. 薬剤 : 非ステロイド性消炎鎮痛薬(頭痛薬、生理痛薬、風邪薬など)が原因となるものなど様々です。

●症状

主に部痛、いわゆる胃痛となります。胃潰瘍の場合は食後、十二指腸潰瘍の場合は空腹時に胃痛が出現することが多いともいわれます。他にも悪心、吐、胸やけなどがあります。また、出血(吐血、下血)や穿孔を合併することもあります。

●治療

治療は胃酸を抑える薬の服用が必要です。次に生活習慣の改善が必要です。まず過労やストレスを避けます。胃痛など症状のひどいときは、禁酒、禁煙また、胃酸分泌を促進する食べ物(焼肉、コーヒー、アルコール、強い香辛料など)をひかえます。脂肪性の食品や繊維の多い食べ物も、消化に負担がかかるので、避けるようにします。また食事時間が不規則にならないように注意します。
再発を繰り返す患者さんは、ピロリ菌を除去(除菌療法)します。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍